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神戸牛の定義とは?認定基準・条件を徹底解説【但馬牛との違いも】

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神戸牛の定義や認定基準、但馬牛との違いを解説する霜降り神戸牛のサムネイル画像
「神戸牛」という名前は誰もが知っていますが、実際にどのような基準で「神戸牛」と認定されるのか、その正確な定義を知っている人は多くありません。 この記事では、「神戸牛の定義」「神戸牛の基準」「神戸牛の条件」について、公式の認定基準をもとにわかりやすく解説します。

神戸牛は「兵庫県産の牛肉」ではない

まず大前提として誤解されやすいのが、「兵庫県で育った牛肉=神戸牛」という認識です。これは正確ではありません。 神戸牛は正式には「神戸肉」「神戸ビーフ」として定義されており、兵庫県内で生産された但馬牛のうち、さらに厳格な条件をクリアしたものだけが名乗ることを許される特別な称号です。

つまり、神戸牛は「但馬牛の中の選抜組」であり、すべての但馬牛が神戸牛になれるわけではありません。 この点が、神戸牛の定義を理解するうえで最も重要なポイントです。

神戸牛の出発点は「但馬牛」であること

神戸牛を語るうえで欠かせない前提が「但馬牛」です。 神戸ビーフ・神戸肉流通推進協議会の説明によれば、兵庫県内の指定生産者のもとで生まれた但馬牛の血統を持つ子牛が登録され、肥育され、兵庫県内の食肉センターでと畜されることで、まず「但馬牛」として扱われます。

この時点ではまだ「神戸牛」ではありません。 但馬牛として出荷された牛肉のうち、さらに優れた品質基準を満たしたものだけが、次のステップで「神戸ビーフ」として認定されるのです。

神戸牛として認定されるための条件

公式の基準によると、但馬牛の中でも神戸牛として認められるためには、主に以下の条件をすべて満たす必要があります。

  • 未経産牛または去勢牛であること
  • BMS(Beef Marbling Standard)がNo.6以上であること
  • 歩留等級がAまたはBであること
  • 枝肉重量が499.9kg以下であること
  • 肉質のきめ細かさや締まり具合が優れていること

これらの条件は、性別・脂肪交雑・歩留まり・重量・肉質という複数の観点から牛肉を評価するものです。 どれか一つでも基準を満たさなければ、神戸牛として認定されることはありません。

未経産牛・去勢牛であること

未経産牛・去勢牛に限定されるのは、肉質の安定性を重視するためです。 出産経験のある牛は肉質が変化しやすいため、認定対象から除外されています。

BMS No.6以上であること

BMSは、いわゆる「霜降り」の度合いを示す指標です。 BMSは1〜12の数値で評価され、数値が高いほど脂肪交雑が細かく入っていることを意味します。 神戸牛は、この基準においても上位レベルの牛肉のみが認定対象となります。

歩留等級AまたはBであること

歩留等級は、牛から実際に得られる肉の割合を示す指標です。 神戸牛として認定されるためにはAまたはBランクである必要があり、歩留等級が低いCランクの場合は認定されません。

枝肉重量499.9kg以下であること

神戸牛には枝肉重量の上限が設けられています。 499.9kg以下という基準により、過度に大型化した牛は対象外となり、適切なサイズで育成された牛のみが選ばれます。

肉質のきめ細かさや締まりが優れていること

神戸牛の認定では、数値基準だけでなく肉質そのものも重要な評価対象です。 肉のきめ細かさや締まり具合など、総合的な品質評価によって最終的な認定が行われます。

「但馬牛=神戸牛」ではない理由

ここまでの内容からもわかるように、「但馬牛」と「神戸牛」は同義ではありません。 但馬牛は神戸牛の母体ではありますが、両者には明確な違いがあります。

言い換えれば、但馬牛は「素材としての条件」を満たした牛肉であり、神戸牛は「最終認定」を受けた称号です。 但馬牛として生産されたものの中から、さらに厳しい品質基準をクリアしたものだけが、神戸牛という上位ブランドとして認められる二重構造になっています。

この仕組みがあるからこそ、神戸牛は単なる地域ブランドではなく、品質が保証された特別な存在として国内外で高い評価を受けているのです。

認定の証「のじぎく」の紋章

神戸ビーフとして認定された牛肉には、「のじぎく」の紋章が押されます。 これは兵庫県の県花である「のじぎく」をモチーフにしたもので、厳しい認定基準をクリアした証として扱われています。

消費者にとっては、この紋章が品質の信頼性を示す重要な目印となります。 神戸牛を購入する際には、この認定の有無を確認することが、本物の神戸牛を見極めるポイントの一つです。

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大正15年創業。牛1頭丸ごと買付けする目利き店主が選ぶ、本場兵庫県の神戸牛をご家庭やギフトでお楽しみください。

▶ 公式サイト: https://www.asahiya-beef.com

まとめ

神戸牛の定義を一言でまとめると、「但馬牛の中でも、さらに厳しい基準をクリアした牛肉」です。

具体的には、兵庫県内で生産された但馬牛であることを前提として、未経産牛・去勢牛であること、BMS No.6以上、歩留等級A・B、枝肉重量499.9kg以下、そして肉質のきめ細かさや締まりなど、複数の条件をすべて満たす必要があります。

神戸牛とは、単に「兵庫県のブランド牛」ではなく、優れた血統を持つ但馬牛の中から品質によってさらに選び抜かれた、きわめて希少な存在です。 この厳格な定義と認定制度こそが、神戸牛ブランドの価値を支えているといえるでしょう。

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